CoderDojo西那須野などなど

CoderDojo西那須野に関する情報発信をします。オーナーはチャンピオンの中内章一(id:mame_n)です。

出張版CoderDojo西那須野 in なしお博2023

なしお博2023

このイベントで初めて聞いた「なしお」、那須塩原の略なんですかね、「なすしおばら まなび博覧会」が正式名称のイベントに、主催「那須野崎プログラミングクラブ」、タイトル「出張版CoderDojo西那須野」で出展参加してきました。

後からわかったのですが、「なすしおばらこどもフェスタ」が同時開催になっていて、「我々の隣は異なる団体だから」とか「この休憩エリアは私たちの団体だけ(だから、あなた方は使えません)」と謎の説明が解明できました。そのためイベントとしては、市をあげてのかなり大きなもので、来場者も子供中心にかなりの数だったようです。

私たちの出展のカテゴリーは、STEAM体験コーナーのアート担当で、プログラミングが全面に出ていなかったのはちょっと心外な意外な感じでした。まあそこを気にする来場者も少なかったでしょうから、問題はありませんが。

オファーと出展内容

市の担当の方から参加要請のメイルがきて、実は10分程度考えて出展を決めていました。今年は発信の年、多少無理があっても発信できるなら実行すべきと決めていたからです。「まぁ、なんとかなるだろ」と考えるようにしてました。

で、参加OKを市の担当者に伝えてから、本格的にViscuit中心のプログラミングの場を考えました。最初は時間を区切ってのレクチャー形式をしようとしましたが、それよりもちょこっと寄ってちょこっとプログラミングできるようにして、多くの方に体験してもらう方が趣旨に合っていると考えました。折しも、MFTの帰りに寄った新橋の地下で見た立ち飲みのように、一杯のハイボールと煮込みで500円な感じ、つまり「立ちプロ」を思い立ったのです。実際のブースの広さはわからなかったのですが、椅子を廃し、プロジェクターとテーブルに無造作に置かれたタブレット、立ちっぱなしでプログラミングする大人と子供のイメージが鮮明に浮かんでました。

さらに、自分的にいまひとつ爆発に至っていないVIscuit万華鏡も置いて、好きな方に好きな作品を出せるようにレイアウトしました。モニターに表示される万華鏡を覗き込んだリアルタイム画像も、アイキャッチャーとして中々なもんだろう、という意図もありました。

 

万華鏡と、靴を脱いでプログラミング

当日参加してくれるメンターSと何度か話をして、アイデアを煮詰めていきました。メンターSが得意の工作で、万華鏡とタブレット、そしてモニターに出すためのハンディカムの接合治具を作成してくれました。これがシンプルな割に強力で、万華鏡の中を綺麗に描出してくれました。*1

またブルーシートをひいて、靴を脱いで座れるエリアでプログラミングできるようなアイデアもでました。そして当日はキャンプの銀色マットをひきました。四人組の仲良しで作品作成に熱中する子供たちや、この次のブログに登場するニンジャ_ロは寝そべって作品作りをしてました。私的には、好きな空間をプロデュースできた満足感がありました。

やりきってみて

こういったイベントに自分が主たる人間として出るのは初めてだったのだけど、協力してくれる人がいてくれて達成できたと強く強く感じました。一人でできる範囲でやります、とか言いながら、とてもじゃないが一人じゃ無理。いっしょにやってくれる人たちへの感謝と、プロデューサとしてやりたいことを明示しつつもコラボするというバランスが肝なんだということを知ることができたのは大きな糧ですね。

メンターSの工作力、そしてなんといってもメンターAのホスピタリティーと来場者対応が成功の鍵でした。

最後に、参加してくれたみなさんに感謝したいです。少しは楽しめてもらえたかな。

 

 

*1:ただ、ムービの不具合で後半は万華鏡画像を出せませんでした。残念!!

第二十回CoderDojo西那須野

第二十回です。

20回。はたちの回。でも特に何かするわけでもなく、なんとなく第二十回でした。

矢吹/さいたまのチャンピオンさんが参加してくれたり、近隣の公民館館長さんが見学されたりと、ニンジャが多かった前回とは逆に大人が多い回になりました。大人が多いと大人の話も増えますが、大切なお話しができたと思います。

活動はいつも通り。

でもマイクラワールドを楽しみにしてきたニンジャ、残念ながらいつものマイクラメンバーが欠席してしまい、ちょっと寂しそうでした。建築が上手で、これからもっともっとよい作品を作って欲しいです。

またマイクラでスカルクセンサーにピストンや扉をつけて、隣のスカルクセンサーが反応することを利用した、連続変化する模様を作ったニンジャがいました。音の伝達で遅延が発生するので、波の模様のようで綺麗でした。発想がとても良かったです。

それと「ジェリーローソン」というGoogle Doodleの2Dゲームメーカーがあって、それを使ってゲームを作っていました。私も知りませんでしたが、マリオメーカーに似たものが無料で使えるのはすごいと思いました。ちょっと難しいゲームを作ってくれていましたが、ギミックが面白くて、やはり発想がいいなと感じました。

お知らせ再掲

この日はオープニングで話したお知らせを再掲しておきます。すでに終わってしまっているイベントもありますが掲載しておきます。

  1. 宇都宮でのScratchプログラミングワークショップ 10月29日
    中内がメンターで参加しました。中内のFacebookで簡単なレポートを載せました。
  2. 「なしお博」(なすしおばら まなび博覧会)への出展 11月11日
    出張版CoderDojo西那須野で出展します。詳細はFacebookのCoderDojo西那須野からご覧ください。
    「ニンター」募集中です。
  3. 本「micro:bitで始めるプログラミング (第3版)」
    購入しました。

次回 (第二十一回)

11月19日(日)、14時から、南公民館で開催します。使う部屋がいつもと違って、和室になります。いつもの大広間とは逆、入って左手になります。ご注意ください。

coder-dojo-nishinasuno.connpass.com

 

 

 

 

 

 

 

第十九回CoderDojo西那須野、自分感想

以下は9月に書いてあったものを掲載します。

 

前回のブログ、第十七回では、今シーズン一番暑いと書いてるけど、なんと第十九回が開催された9月になっても35度前後と猛暑が続いている。天気予報では平年よりも5度、7度高いと話していて、聞くだけでどよーんとする。公民館の大広間には強力な空調機があり暑さは問題ないけど、水分補給には気をつけたい。

第十八回のブログを書いていないが、開催された8月はパイロット的に「拡張版」と名付けた回を実施している。場所を、toRubyの聖地と言っていい西那須野公民館にし、交通の便と子供の多さがどう参加者に影響するかを見てみたかった。結果としてほぼ影響がなかったけれど、私にとっては何か新鮮な気持ちになれたので、場所を変えて実施するのも悪くないという印象だった。

さて今回、第十九回はニンジャの人数は過去最多対でゲストもきてくれて、始終賑やかだった。なぜかマイクラをやるニンジャがほとんどで、ほぼ初めてやる子や、親御さんのPCにインストールからというニンジャもいた。特に共通のワールドも作れず、好きなことを好きなようにやっている感じだった。もちろん一人でサバイバルだって十分に奥が深いマイクラなので心配とかはしてないけど、何かもったいないという気持ちがあって、このモヤモヤをどうするのがいいか考えていた。ベクトルがそろうとすごいパワーなんだろうけど、僕にはそれができるほどの力がないなぁ、と。

発表は全ニンジャが完遂できた。

この発表を見ていて気づいたのは、もう少し時間をとって内容を細かに説明する発表の方が適している作品があることだ。コンテストに作品を応募するほどではないが、いつもの発表との間くらいな感じだろうか。いつかはイベントにしてやってみたい。

 

第十七回CoderDojo西那須野

7月16日は今シーズンで一番暑かったのではないかな、とにかく暑かったです。会場の南公民館大広間は空調システムのおかげで大した暑さではなかったのですが、子供たちが十分に水分がとれるよう気をつけました。

Ninjaには毎回、何かしら持って帰れるように考えているのですが、この日は2つのことを考えてました。

1つはViscuit万華鏡をやってもらうことです。これはType_tの「GIGAGIG2023」で田村久仁子さんが発表したもので、下に記載されています。

edtechzine.jp

万華鏡の先端に入れるビーズ類の代わりにViscuitの作品を鏡筒を通して見るものです。なんと言っても綺麗! それにビーズの動きを自分で決められるので、工夫でよりきれいで楽しい作品にできます。これを毎月Viscuitを頑張ってくれているNinjaに見せました。お母さんやメンターにはそこそこ面白がってもらえたのですが、やはりほんとにきれいで凄い例を提示できなかったせいか、1つ作って終わってしまいました。

Viscuitワークショップに取り込めるかとも考えていたのですが、もう一工夫、必要なようです。

もう1つは、Scratchで作品を多く制作しているNinjaの作品を一緒に見ることです。数も相当なので全部を見ることはできなかったですが、見ることができた作品はなかなか味わい深かったです。時々見かけるのですが、作品にユニークさを出せるタイプのNinjaです。マウスを動かすと、それに追随する"流れる線"が動く作品も、なぜこのような模様を描こうとしたのか、という点からしてセンスが光っています。プラスして実現できるコード力もなかなかです。発表が苦手とのことですが、多くの人に見てもらいたいと感じました。

次回は出張版CoderDojo西那須野で、とちぎRuby( #toruby )でお馴染みの西那須野公民館で8月6日に開催します。嬉しいことに5名のNinja参加申し込みがあります。

 

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第十五回CoderDojo西那須野

Dojo開催からもう1週間以上が経ってしまい、早くログを残さないと記憶が無くなりそうで怖いです。5月21日は第十五回でした。この日のDojoは四元中継で、古河をはじめ4ヶ所のDojoがネット配信でつながってました。他Dojo様子が見られた楽しかったのですが、ちょっと残念だったのは、西那須野のスピーカーがPC内蔵だったことで、他のDojoの音をほぼほぼ聞き漏らしてしまったことです。唯一、古河とはしっかりとインタラクティブに接続し、Ninjyaの成果発表をお互いに見ることができましたが、他Dojoは御免なさいです。

(語る仮メン)

我がDojoからの配信の機材は、Canonハンディカムに中国製のキャプチャーボードを介してMBP2016に入力、最初はOBS経由で配信してましたが、途中からZoomに直に流し込んでの配信に切り替えました。音声は私が話すときはMBPの内蔵マイクを、皆さんにカメラを向けるときはハンディーカムのマイクを使ってました。ほんとはもう少し凝ったこともできなくはなかったのですが、チャンピオン業を兼務するとなかなか時間がとれません。少し残念です。

 

(お兄さん?メンタはライントレーサーを仕上げてきたぁ)

ところでチャンピオン業ってなんだろ、と思われそうですが、私がDojoで必ずやりたいと思っているのが、Ninjyaの親御さんとの会話です。Ninjyaの普段の様子だけでなく、親の目でDojoがどう見えているのかがとっても大事だと思ってます。別に顧客志向とかではなく、Ninjyaに何を持って帰ってもらうのがベストなのかを調査する感じです。それによって微妙にDojoの"場"を修正をしていることもありますし、次の何かで実現したいことのリストにもなりますね。

そうなるとほんとに時間が足りないです。配信先のDojoの皆さんには申し訳なかったです。

次回は6月18日、夏至直前、私が最も好きな季節です。

 

 

第十四回CoderDojo西那須野

桜も散り、卒業式で友達とも別れ、寂しい寂しい4月ですが、、、は冗談で、この日のCoderDojo西那須野はいつになく人が多く、熱気にあふれる暑いDojoでした。いや、まだ換気で開けている窓から入る風は冷たく、チャンピオンが一人汗かいているが、ほんとのところでした。

常連Ninjya3名と、1年ぶりのNinjyasが参加してくれました。4月から中学生になり、背がとーーんと伸びていてびっくりでした。1年以上継続できたおかげで、Ninjyaのプログラミング的、気持ち的成長にプラスし、身体的成長にも驚かされますね。

お休みNinjyaの影響でマイクラワールドができなかったのがちょっと残念でしたが、RTM、スプリンギンで対戦ゲーム作り等々、ハイレベルな作品に驚かされ、メンターSの本気の工作に圧倒されながらも、一緒に工作を考えていたNinjyaのアイデアに関心させられました。メンターSの作った回転台に乗ってくるくると回ってみたかったです。(重さ制限30kg)


次回は5月21日です。

いつもと同じように、ワイワイとやっていきます。

CoderDojo古河が同じ時間に開催されるので、ネットワークでゆるく接続し、お互いに成果発表を配信する予定です。

 

CoderDojo西那須野はNinjyaもメンターもチャンピオンも、自分の好きなことやりたいことをやっていきながら、一人でモクモクと作るよりも三者がお互いに「学(まね)ぶ」合うことを大切にする場です。席を立って、NInjyaやメンターが取り組んでいることを見て、聞いて、自分の考えを話せるといいな、って思っています。

是非、ご参加ください。

 

 

 

 

第十三回CoderDojo西那須野

3月19日(土)に、第十三回CoderDojo西那須野が開催されました! 天気は午後から良くなり、Ninjyaたちも元気に活動できました。

常連さんのNinjya5名に加え、Sさんがメンターとして初参加してくれました。Sさんは電子工作+DIYが得意で、ホームセンターで調達したもので回転する置物台やラズパイで制御するものなど、工夫がとっても上手なメンターさんです。この日もさっそくNinjyaが、自宅でやり始めたという、ある工作(どんなモノかは敢えて秘密にしておきます)の相談をしてました。Sさんは一緒に考えたりアドバイスをしてくれました。素晴らしいですね。このインタラクティブさがDojoの魅力と思っているので、具現化してくれたSさんに感謝です。

この日も先月同様にマイクラワールドサーバーを立ち上げたので、私からNinjyaに作りたいものを募ったら、「スイミングプール」との声が上がったので、みんなに作ってもらうことにしました。共同作業になると期待したものの、各々でプールを作ってましたね。でも三者三様のプールができあがり、無理に共同作業させなくてよかったと思えるくらい、各Ninjyaの個性が見られてよかったです。プール作りに参加しなかったNinjyaは「夜感知器」を作成しました。日照機を使って、クロック回路で音ブロックがアラームを鳴らしてくれる装置を作ってくれました。
いつもViscuitで作品作りをしているNinjyaは、Viscuit本にあるブロック崩しの写経をしました。あの量を90分で作り上げたのには驚かされました。絵も上手でした。ここに自分の発想が加わるとどうなるか、楽しみです。

次回は4月16日、年度が変わりNinjyaの学年が(当たり前だけど)一斉に1つあがります。年長さんが1年生、小6が中1と環境が大きく変化するNinjyaもいます。でもDojoは同じペースで、淡々と楽しめる場を継続したいですね。